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母犬や兄弟犬から離された子犬は不安がいっぱいの状態で、初めての輸送にも耐えて新しい飼い主の元へやってきました。子犬にとっては試練の時で、充分な心配りを必要としています。
この月齢の子犬には、人間の赤ちゃんを育てるのと同じように深い思いやりを必要とします。 |
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☆ 食事について ☆ |
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胃腸に負担のかからない、栄養の吸収効率のよい良質のフードを1日に2〜4回に分けて与えます。
便の様子を観察しながら食事内容を徐々に変え、量も増やしていくようにします。(急ではなく徐々に)
肉類は犬が喜んで食べますが肉類だけで育てるとカルシウムが欠乏する事になります。犬に与えて良い食べ物は牛肉、鶏肉、白身魚や卵黄、チーズなどです。牛乳を与えると消化できなくて下痢をする事がありますので、子犬の間は与えない方が良いでしょう。
犬に与えてはいけない食べ物は、青身魚、エビ、カニや、イカ、タコなどの軟体動物、香辛料、わさび、カラシなどの刺激物、緑黄色野菜、鶏の骨、魚の骨、にんじん、トウモロコシ、甘い物、塩分などです。鶏の骨、魚の骨は腸を傷つけるので危険です。ネギ、たまねぎは中毒症状を起こし、にんじんやとうもろこしは消化されません。 |
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☆ トイレのしつけ ☆ |
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トイレのしつけは家庭に着いたその日から始めて下さい。寝起きや食後など、子犬が床に鼻をつけ臭いをかぎ始めたら、あらかじめサークルなどにセットしたトイレに抱いて連れて行きます。
子犬をトイレにのせ、排便、非尿をするまで黙って観察します。うまく出来た時は、優しく声をかけながら犬の首などを撫でて誉めます。トイレ以外の場所でそそうをしてしまったら、すぐにその場で叱ります。子犬はデリケートですから強く叩いたり、大声で怒鳴ったりしては萎縮してしまい、子犬の性格に悪影響を与えてしまう事があ
ります。そそうをした場所はきれいに拭き、消臭剤で臭いを消しておきます。トイレのシツケが完全にできるまでは広い範囲を自由にさせるべきではありません。トイレのしつけは根気よく、子犬が完全に覚えるまでサークルなどを有効に使って毎日繰り返し行う事が大切です。どのような子犬でも、本能的に排泄は自分の生活場所からできるだけ遠い場所で済ませようとするものです。神経質な犬種ではこの傾向がより強いため、庭の隅やベランダの端を排泄の場所に決めるとスムーズに覚える事が多いようです。
いずれにしても根気よく「その場所でする事が良い事」である事を子犬に教えるようにします。
トイレのそそう以外でも悪い事をした時は、その場で叱る事が重要です。時間が経ってから叱ってもなぜ叱られたのか犬には分からないからです。叱る時は、誉める時と正反対に冷静な口調で叱ります。声の調子を使い分ける事によって飼い主の意思が子犬に伝わるようにします。 |
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☆ 手入れについて ☆ |
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子犬が家庭に到着した直後はたとえ汚れていてもシャンプーは避けて下さい。シャンプーはワクチンの接種が終わり2週間くらい後から始めます。シャンプーは長毛種の場合であっても月1〜2回にとどめます。
あまり頻繁にシャンプーすると、毛艶が悪くなり皮膚にうるおいが無くなり、かえって皮膚病になりやすくなります。
子犬は刺激の少ない子犬用シャンプーを使用して下さい(パピー用シャンプー)
シャンプーの前には必ずクシとブラシで毛をよくとかし、毛玉やもつれがないようにします。体温程度の温湯を子犬の被毛によく行き渡らせ下洗いをします。耳に湯が入らないようにして、頭の上からも湯をかけます。
シャンプー剤を手に取り、全身に行き渡るようにしてつけながら、決してゴシゴシとこすらず毛並みにそってなでるようにして洗います。頭は背の方に向かって撫でるようにして洗います。目尻の毛が汚れて変色していたら、指先でつまむようにしてていねいに洗います。シャンプーの泡が目に入った時は、指先で目を開かせ、きれいな湯で繰り返し洗い流すようにします。
口の周りや腹部、尾、尻の部分もていねいに洗います。四肢の先は被毛を分けてすみずみまでていねいに洗います。シャンプー剤を残さないように温湯をかけて充分にすすぎます。バスタオルで包み、ゴシゴシとこすらず軽く押すようにして水分を吸い取ります。ドライヤーは20cm以上離し、ピンブラシを使って毛をのばすようにしながら乾かします。 |
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☆ 健康管理について ☆ |
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母乳によって母犬から譲り受けた免疫は、子犬が生後2ヶ月をすぎた頃から低下しはじめ各種の病気に感染しやすくなります。子犬を譲り受けるときにワクチン接種をしていない場合は、子犬が新しい環境になれたころ動物病院を訪れ、ジステンパー、犬伝染性肝炎、パルボウィルス感染症等の予防ワクチンを接種します。
予防ワクチンは子犬が健康な状態で接種する事が必要です。
回虫などの寄生虫がいない事を確認しなくてはなりませんので、当日の便を持参すると良いでしょう。
ワクチンの接種後、獣医さんからワクチン接種証明書を受け取ります。次回の接種日が記入してありますから、忘れずに接種に行くようにします。ワクチン接種直後のシャンプーや外出は厳禁です。子犬は抵抗力が弱く、わ
ずかな原因」で体調を崩しがちです。食欲不振、嘔吐、下痢、鼻汁、目ヤニ、血便、元気が無い、便に虫が出た、等の異常が見られる時はすぐに獣医さんに見せるようにします。
日常の子犬の様子をよく観察する事が病気の早期発見に役立ちます。 |